
朝、目が覚めて、
今日の私の一日という、
夢が始まる。
人を愛したり愛されたり、
そういう感情が自分は希薄なのかもしれないと、
自信をなくした頃から、
夢を見続けているような気がする。
それでもなお、人との接点は切ることが出来ないようで、
クリニックでお客様をお迎えしたり、スタッフと談笑したり。
誰かを好きになった振りをしてみたり、そのことで誰かを悲しませてみたり。
すべては、私一人の夢の中のできごとなのだと、自分に勝手に言い聞かせてみたり。
ある朝、起きたとき、この夢が覚めていればいいのに、と思う。
夢から覚めたとき、自分はどこか、記憶にかすんだ遠い過去にいるのだろう。
いつの間にか夢を見始めた過去のどこか。
それが判れば、本当に目を覚ますことが出来るかもしれないのだけれど。

<< Home