Friday


始まりは 覚えている いつも
終わりの記憶がない
初めて出会った日 
交わした言葉

繰り返し思い出しているうちに心に刻まれるそれらと異なり
終わりは 
それが終わりだとは気付かないまま過ぎてゆく 
電車の窓から去っていく景色のように

そして日々を経て 思い出す
よく似たことが昔あったと 花を見て
昔よく似た花を見た 
とても綺麗だった
ただ綺麗だったことだけを思い出す